インポテンツ(ED)について

妊娠できない男性不妊症の中で多くなってきているのが、インポテンツなどのインポテンツ(ED)です。精子や身体的には何の異常もないのに、いざというときに勃起できないという性交障害です。また、日本でED(インポテンツ)で悩まれているか方は約900万人以上といわれており、米国では約3000万人以上と推計されています。

また、インポテンツ(ED)の原因の殆どは心因性ですので、心のケアがもっとも有効な治療法で、心理的な障害を取り除くことが先決です。また、治療のために病院を選ばれるときには、インポテンツ(ED)治療に力を入れている泌尿器科や心療内科(心身症医)、神経科、カウンセラーなどに相談することをお勧めします。また、インポテンツ(ED)であっても精子や身体的に異常がないのであれば、病院での人工授精などによって妊娠することができます。


勃起の仕組み

まず、性的な刺激が副交感神経によって勃起中枢神経に運ばれます。そうすると、一酸化窒素(血管拡張物質)が多量に分泌されてペニス内の血管が広がり、海綿体に血液が流れ込みますので、海綿体の静脈が圧迫されて充血状態となり勃起します。

また、勃起するためには副交感神経による刺激の伝達が欠かせませんので、仕事のトラブルや疲れが溜まっていると副交感神経がうまく働かずに勃起障害(ED)になる場合もあります。

インポテンツ(ED)の原因

インポテンツ(ED)の原因については、じつに様々な要因があり、それらが複雑に絡み合ってインポテンツ(ED)になっている可能性があります。その原因をある程度の種類ごとに分けてみました。


● 機能性のインポテンツ(ED)

インポテンツ(ED)の原因の一つに機能性勃起障害があげられます。この機能性勃起障害とは、勃起能力は正常であるにもかかわらず、いざという時に勃起できない状態のことを言います。原因としては、精神病や薬剤の使用が引き金になっている場合もあれば、心因性のものもあります。

● 器質性のインポテンツ(ED)

器質性のインポテンツとは、体の障害が原因となって起こるインポテンツ(ED)のことを言います。この原因として一般的に知られているのが、糖尿病によるインポテンツ(ED)です。糖尿病でお悩みの方の3割から5割の方がインポテンツ(ED)を合併していると言われています。

● 心因性のインポテンツ(ED)

心因性のインポテンツは、インポテンツ(ED)の原因の中でも非常に大きな割合をしめている障害です。この心因インポテンツの原因としては、仕事のトラブルや家庭内環境・生活環境、夫婦の相性などの心理的なストレスがほとんどで、様々な要因が複雑に絡んできます。そのため、心因性インポテンツの治療の際には、専門家のカウンセリングを受けられることをお勧めいたします。


インポテンツ(ED)の治療法

インポテンツ(ED)のおもな治療法としては、バイアグラやレビトラといった薬療法が日本では主流となっています。このバイアグラやレビトラを使用した治療法はインポテンツ(ED)に非常に効果的で、お悩みの方の7割近くはバイアグラやレビトラの服用で改善に期待できます。

● バイアグラとは

バイアグラという名称は、ほとんどの方が一度は聞いたことがあるほど有名ですね。実は、このバイアグラという薬は精力剤ではありません。少し詳しく言いますと、男性の体内では勃起状態を元の通常な状態に戻そうとする酵素が分泌されています。この酵素のおかげで、男性は勃起しても射精後に普通サイズに戻るという仕組みになっています。そして、バイアグラは、この酵素の働きを弱めて勃起状態を維持してくれるという作用を持っています。それにより男性機能の向上を促します。

ただ、注意して頂きたいのは、心臓に疾患のある方ですと心臓に無理な負担がかかってしまったり、血圧が下がり過ぎてしまうなどのケースも見受けられます。また、糖尿病の方では、効果があまり期待できません。

最近では、バイアグラを個人輸入されている方もいらっしゃるようですが、自己責任で使用するには少々効果が強い薬です。また、バイアグラは、厚生労働省の承認も受けている薬であり、日本国内では医者にしか処方できません。逆に言うと、それだけ効果が強く危険な薬です。自己責任の下で個人輸入している方もいらっしゃいますが、せめて、初めてバイアグラを服用する際だけでも健康被害を受けないように、病院で診察を受けてから処方してもらう事が最善です。

● レビトラとは

こちらのレビトラについても、厚生労働省の承認も受けている薬であり、医者からの処方が必要です。基本的にバイアグラと同じタイプの治療薬ですが、副作用が比較的少なく、糖尿病や高血圧・神経障害の方にも有効であるようです。

● バイアグラ、レビトラの両方に言えること!

バイアグラ・レビトラは、両方とも厚生労働省の承認をうけている薬です。飲み方を誤れば、副作用が出る可能性もありますし、当然ながら一緒に服用してはいけない薬もあります。こんなことで体に被害が出るような危ない橋を渡らずに、医者の指導の下で正しく安全に飲むようにしましょう。


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