妊娠と生理・排卵の関係について

妊娠のチャンスと排卵のしくみ

不妊症に悩む女性の中でも多いのが、排卵障害による妊娠障害です。そして、この排卵という仕組みは、複雑なサイクルによっておこる妊娠するための機能です。もし、この排卵サイクルの一部分にでも問題があれば、うまく排卵できずに妊娠しにくくなってしまいます。

● 卵胞期

卵胞刺激ホルモンが分泌されて、卵巣の中にある未熟な卵子に成熟を促します。また、卵巣で卵胞が成熟してくると、卵巣からエストロゲンという卵胞ホルモンが分泌されます。この卵胞ホルモンの作用で、子宮内膜が厚くなり妊娠の準備をします。

● 排卵期

排卵が近づくにつれ、エストロゲンの分泌は急速に増えていきます。そして、その量が十分に増えると、視床下部は卵胞が成熟したと感知して、脳下垂体から黄体ホルモンというホルモンを分泌して排卵を促します。

● 黄体期

排卵が無事に終わった卵胞は黄体となります。そして、プロゲステロンというホルモンを分泌して子宮内膜に働きかけ、受精卵が着床して妊娠しやすい状態にします。この時に、受精卵がうまく着床すれば妊娠です。もし、受精卵が着床しなければ、不要な子宮内膜は剥がれ落ちて月経として排出されます。

基礎体温表をつけよう

妊娠の確立をあげる方法の一つに、排卵日を目安にするという方法があります。一般的に、基礎体温が低温期から高温期に移行するあたりで排卵が起こります。その排卵日を境にして、2~3日前後が最も妊娠しやすい時期と言われています。

● 基礎体温の計り方

1、朝、目を覚ました時に、安静な状態で計ります。
2、計り終えた体温を、基礎体温表に記入して、前日の点と結びます。

注意: 正確な基礎体温曲線を見るために、毎朝一定の時刻に計りましょう。

妊娠するために、排卵のチャンスを!

● 妊娠タイミングの見極め方

排卵日は、低温期の最後の日と言われています。また、低温期から高温期へ移行するには2~3日かかることも多いので、高温期だと思ったときには、すでに排卵から2~3日が経過していることになります。そうすると、排卵した卵子の寿命は24時間程なので、卵子の寿命が終わっている可能性が高いことになります。

このような時に役立つのが精子の寿命です。精子の受精能力は、元気で健康な男性であれば2~3日ほどあります。うまく受精して妊娠するためには、排卵したときに元気な精子がいればよいのです!

● 手軽に妊娠確率アップ!

まず、基礎体温をつけて周期を把握します。そして、そろそろ低温期の最後くらいだと思う日に、2人で行為をしましょう。精子の寿命は2~3日ほどありますので、行為の日から1日あけてまた行為をすれば、生きている精子が常に体内にいることになります。もし、タイミングを見誤ってしまっても、気を落とさないで下さいね。今回が失敗したとしても、まだ、次回のチャンスがあります!

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