たばこの喫煙と妊娠
煙草の喫煙は、昔から百害あって一利なしと言われています。これは確かにその通りで、煙草の喫煙は受精や妊娠を妨げて不妊症の引き金になってしまうだけでなく、気管支炎や肺がんなどの病気も発症しやすくなり、自分の健康まで害してしまう恐れがあります。
また、煙草には約4,000種類もの化学物質が含まれており、喫煙することによって、この化学物質を体内に取り入れていることになります。そして、妊娠している場合には、お腹の中にいる赤ちゃんにまで悪影響を及ぼします。
女性の喫煙と妊娠障害
女性が煙草を喫煙されている場合の悪影響としては、卵巣からの女性ホルモンの分泌能力を低下させてしまう等があります。また、喫煙期間が長ければ、その期間に応じて卵巣もダメージを受けてしまい、卵子の老化や生殖機能の低下だけに留まらず、通常よりも数年も閉経が早まってしまう場合もあります。
また、煙草に含まれる多くの有害物質は、妊娠に関係する器官にも悪影響を与えてしまうため、流産や子宮外妊娠のリスクも同様に高まってしまいます。
● 妊娠している場合には、赤ちゃんにまで悪影響が!
妊娠後も喫煙を続けると、その魔の手は、お腹の中にいる赤ちゃんにまで及んでしまいます。妊娠した以降の喫煙は、超低出生体重児や早産や流産を招きやすく、煙草を吸う家族がいる家庭では、乳幼児突然死症候群の発生率も高まると言われています。また、無事に出産したとしても、将来、その赤ちゃんが成人したときに、不妊症になってしまう確率が高くなるとも言われています。
男性の喫煙と妊娠障害
男性の場合は、はっきりと自覚できるような症状があまり無いので、喫煙してても関係ないと思われているかもしれません。しかし、煙草の有害物質の魔の手は、男性にもしっかりと伸びていますよ!
男性への悪影響は精子に現れます。たとえば、喫煙者と非喫煙者を比べると喫煙者の精子数は10~20%ほど少なく、精子の頭が無いなどの奇形精子も生まれやすくなっており妊娠に悪影響を与えます。また、無事に妊娠しても子宮内で異常な胎児の発育が起こることもあり、流産や先天奇形の確立も上がってしまいます。
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